デフォルトはGitHub用の設定を利用しているが、会社で利用しているGitLabだけhttp.proxyを適用したい際に以下の方法で実現した。
前提
以下のようなディレクトリ構成を想定
~/git/ ├── GitHubのリポジトリ1 ├── GitHubのリポジトリ2 ├── ... └── office/ # このディレクトリ配下のみ別の git config を適用したい ├── 会社用のリポジトリ1 ├── 会社用のリポジトリ2 └── ...
手順
~/.gitconfig に以下の設定を追記する
[includeIf "gitdir:~/git/office/"] path = ~/git/office/.gitconfig
会社用の設定を .gitconfig ファイルに記述する
このケースでは、 ~/git/office/.gitconfig
に記述する。
以下の記述内容は例。
[user] name = <name> email = name@example.com [http] proxy = proxy.example.com:8080
使う
~/git/office/
以下では、~/git/office/.gitconfig
の設定もインクルードされる。
リポジトリ単位で個別に設定する必要がなくなるので非常に便利。
参考: Git - git-config Documentation

わかばちゃんと学ぶ Git使い方入門〈GitHub、Bitbucket、SourceTree〉
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